Forkwellがエンジニアのためのソーシャルポートフォリオサイトとしてリニューアル&プレゼントキャンペーンのお知らせ

Forkwell新トップ画面


アウトプット志向エンジニアのすすめ」とトップページに大きく書いてあるように、Forkwell は新しく、エンジニアの日々の活動のアウトプットをポートフォリオとして蓄積し、それによって他人からスキルが評価されるというサービスになりました。
それに伴って画面デザインもロゴも一新しています。

今回のリニューアルに際しての、大きな変更点はこんな感じになります。

  1. 従来のブログ記事やスライドに加え、コードリポジトリほか全部で7項目の要素をポートフォリオに登録可能に
  2. 投稿したポートフォリオ要素のついたスキルタグに対して「+1」評価ができ、それが個人のスキル評価に合算されるように
  3. 「読んだよ!」ボタンを廃止、また投稿できるのは自分が執筆・作成したもののみに
  4. 3ステップで作れる、かんたんポートフォリオ作成機能

以下にひとつずつご説明していきます。


1. 従来のブログ記事やスライドに加え、コードリポジトリほか全部で7項目の要素をポートフォリオに登録可能に

ポートフォリオ画面

これまでの Forkwell でも、ブログ記事やスライドを登録することはできましたが、自分のプロフィールページにはそれらは他のアクティビティ(誰々のスキルに+1評価した、ブログ記事にコメントした等)といっしょにタイムラインの中にすぐ埋もれてしまっていました。

リニューアル後はプロフィールページはその人のエンジニアとしての顔そのものとなるようにするべく、登録した要素が項目ごとに一覧性の高い画面に並べられ、スタイリッシュなポートフォリオとなります。

登録できる要素はこれまでのブログ記事やスライドから拡張され、以下の7つになりました。

  • ブログ記事
  • スライド
  • 携わったプロダクト
  • ソースコードリポジトリ
  • インタビュー・対談記事
  • 寄稿記事
  • 著書

2. 投稿したポートフォリオ要素のついたスキルタグに対して「+1」評価ができ、それが個人のスキル評価に合算されるように

投稿表示画面

Forkwell では自分のスキルをプロフィールにタグとして貼り付けることができ、それを他のユーザーが「+1」という評価を加えることができました。

しかしスキルへの+1ができるのは、相手のスキルにつき1人1ポイントのみで、「ひと通り自分の知っている人のスキルを+1したら後はやることがなくなってしまう」というユーザーからの声が寄せられていました。

そこでルールを変更し、登録したブログ記事などにつけられたスキルタグに対して+1できるようにし、それがその人のスキルに合算される仕組みにすることにしました。

これによって、一度やったら終わりだった+1による相互評価を再度活性化させ、また、ちゃんと技術的に見るところのある投稿・作品が他のユーザーから評価されるようにするという狙いです。


3. 「読んだよ!」ボタンを廃止、また投稿できるのは自分が執筆・作成したもののみに

それぞれの投稿・作品につけられたスキルタグが+1評価できるようになったため、「読んだよ!」ボタンは廃止することにしました。

気軽にフィードバックするためにつけた機能だったのですが、ライフハック系の軽い読み物ばかりが目立ってしまうという副作用があったので、今回のリニューアルでその役割が終わったと判断しました。

また、これまでは自分が書いたものではない記事も共有することができたのですが、ソーシャルポートフォリオサービスとしての性格を明確にするため、自分が執筆・作成したもの以外は投稿できなくしました。


4. 3ステップで作れる、かんたんポートフォリオ作成機能

ポートフォリオ作成ステップ3画面

新規登録ユーザーはもちろん、リニューアル後に初めてログインする既存登録ユーザーは、かんたんポートフォリオ作成フローの画面が表示されます。
3ステップで完了するフローで、手動でひとつひとつ登録しなくても、フローに従うだけですぐにある程度のポートフォリオが完成します。

自分のブログのURL、SlideShare や GitHub のアカウントを登録すると、中身がフィードされて評価の高いコンテンツが自動的にポートフォリオにインポートされます。
インポートされるものは以下のものです。

  • ブログ記事は、はてなブックマークのブックマーク数の多いものから5件
  • SlideShare は、登録しているスライド全て
  • GitHub リポジトリは、スターが2つ以上付いているもの

なおブログ記事は、はてなブックマーク数が1つもない記事はインポートされません。


Rubyの作者、まつもとゆきひろ氏は「アウトプットの多い人ほど、たくさん学ぶことができる。RubyはOSSとして公開し、多くの人から突っ込まれ、叩かれてきたからこそ今の姿がある」と、自身の経験からエンジニアにとってアウトプットがいかに大事かを説いています。

ブログや公開したスライドが評価されて寄稿記事の依頼が舞い込み、さらにそれで仕事の幅が広がったという人もめずらしくありませんし、また人脈が広がるきっかけになったり、転職の際に評価されることも最近では増えてきました。

ぜひ新しくなったソーシャルポートフォリオサイト、Forkwell をあなたのアウトプットに活用してください。

Forkwell はアウトプットに積極的なエンジニアを応援します!


■MacBook Proが当たる! Forkwell リニューアル記念プレゼントキャンペーン

ポートフォリオ作成ステップ3画面

今回のリニューアルを記念して大々的にプレゼントキャンペーンを行います。豪華プレゼントの内容はこちら。

【賞品】

【応募資格】
ブログ記事スライド携わったプロダクトソースコードリポジトリインタビュー・対談記事寄稿記事著書のポートフォリオ7カテゴリー項目のうち、3カテゴリー以上を埋めていること

【応募締め切り】
2013年3月31日(日)

応募については、明示的に応募ボタンを押してという必要はありません。資格を満たした時点で、自動的にキャンペーンに応募したことになります。

応募条件おしらせ領域

自分が応募条件を満たしているかどうかは、自身のプロフィールページの右上の領域に表示されます。
また3項目と言わず、4でも5でも7項目全部でも埋めてくださってけっこうです。

応募資格を満たした方全員の中から、厳正なる抽選のもとに当選を決めさせていただきます。
ぜひ新しい Forkwell でポートフォリオを作成して、MacBook Pro を当ててください!

「IT勉強会ナビ by Forkwell」はエンジニア必携のiPhoneアプリ!

Forkwell から初の iPhoneアプリ、「IT勉強会ナビ by Forkwell」がリリースされました。

AppStoreスクリーンショット

[App Storeで見る (無料)]

上のリンクからたどるか、AppStore で「勉強会」または「Forkwell」で検索していただくと見つかります。

内容をひと言で説明すると、国内で開催されるエンジニアやWebデザイナー向けのイベントおよび勉強会の情報を閲覧、検索できるアプリです。

ちなみに、はっきり言ってかなりの自信作です。全てのソフトウェアエンジニア、Webデザイナー必携のアプリと言っても過言ではないでしょう。

その根拠は何か?
IT勉強会系の iPhoneアプリはこれまでにもありました。しかし「IT勉強会ナビ by Forkwell」はここが違います。

  1. ATNDを始めとする6つのイベント管理サービスに対応
  2. フリーワード検索が可能
  3. 開催地域別に絞り込みができる
  4. 関連するスキルがタグ付けされ、スキル単位で絞り込みができる
  5. カレンダー登録に対応
  6. ウォッチリスト(ブックマーク)機能
  7. Google Maps に対応
  8. スタイリッシュな画面デザイン

以下でひとつひとつご説明していきます。

1. ATNDを始めとする6つのイベント管理サービスに対応

イベント一覧画面

扱っているイベント情報についてですが、

の6つのイベント管理サービスに対応しています。

イベント管理サービスは数多くありますが、国内の主要どころはほぼ網羅できているのではないでしょうか。
特に最近、connpass や Doorkeeper でおもしろそうな勉強会を見つけることがよくあるので、この2つに対応しているのはエンジニア的にも嬉しいところだと思います。

幅広くイベント情報を取得しているわけですが、しかしそのまま全ての情報を表示してしまっては、IT系以外のイベントがノイズとして大量に紛れ込んでしまいます。

そこでアプリとは別にイベント情報フィードのためのシステムを構築、そこで内容をパースして自前の辞書と照合、IT系と関係なさそうなイベントはあらかじめ自動的に除外してあります。

さらにそこから1日1回、人力でチェックをかけることで精度を高めています。

(フィードは頻繁に行うので、人力チェックが追いつかず最新情報で全くIT関係ないイベントが紛れ込んだり、逆にバリバリIT系のイベントが拾われていなかったりします。また、チェック漏れがあって、最新情報でなくてもそういうことがまれにあったりしますが、そこはご容赦を)

2. フリーワード検索が可能

検索画面

当たり前かと思われるかもしれませんが、全てのイベント情報を対象に自由にキーワード検索を行うことができます。

スマートフォンアプリでは、イベント管理サービスが提供するAPIを直にアプリから叩く作りをすることが多く、その場合たとえばATND専用アプリとかなら問題はないのですが、複数のイベント管理サービスをまたいでフリーワード検索を行うのはなかなか難しいのです。

1で先述したように、「IT勉強会ナビ by Forkwell」ではいったんイベント情報を取得して自前のデータベースに保存しているため、6つのイベント管理サービスをまたいで好きな語句でキーワード検索を行うことができます。

3. 開催地域別に絞り込みができる

地域一覧画面

東京都内に住んでいる方はともかく、それ以外の方だと一般のイベント情報サイト等では自分には距離的に参加不可能な勉強会がずらずらと並べられて萎えることがありますよね?

また一覧でわかるならまだいいのですが、「これおもしろそう」と思って詳細ページを開いたら遠方の勉強会だったみたいなことがあると、一気にテンションが下がります。

IT勉強会ナビ by Forkwell」はフィード時に開催地情報のテキストを解析して、どの都道府県で開催されるイベントなのかを解析、それをイベント情報に付与することで、一覧で確認できたり、また開催地域別にイベント情報を絞り込むことができます。

絞り込みができるのは47都道府県に加え、関東地方(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県の1都6県)および関西地方(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県、滋賀県の2府5県)となっています。

皆さんご存じ「IT勉強会カレンダー」では、イベントタイトルの頭に角括弧で開催される都道府県が書かれているのですが、あれ便利だなーとずっと思っていまして、今回参考にさせていただいた次第です。

なお、これについても解析に失敗することがままあり(元データに建物名しか書かれていなかったりする)、人力チェックが追いつかずフィードされたばかりのイベントでは開催地情報が記載されていないことがあるのですが、ご容赦のほど。

4. 関連するスキルがタグ付けされ、スキル単位で絞り込みができる

イベント詳細画面スキル拡大

上の画像のように、イベント情報には内容に関連するスキルがタグとして表示されます。
さらにこのスキルタグをタップすると、そのタグがつけられているイベント情報一を見ることができるようになっています。

たとえば iPhoneアプリ開発の勉強会で絞り込みたい場合、キーワード検索だと「iPhone」で検索しても適切に絞り込むことができません。
「iPhone」でキーワード検索すると Titanium Mobile や Unity の勉強会も往々にして概要にその語句があるので引っかかってしまいますし、また「iOS」で記述が統一されているイベント情報はヒットしません。

しかし「ios」のスキルタグによる絞り込みであれば、かなりの精度で検索結果を得ることができます。
(※スキルタグの表記フォーマットは、Stack Overflow にほぼ準拠、英小文字・数字のハイフン区切りで統一されています)

タグ付けについても、フィード時のテキスト解析と人力修正によるものですので多少のタイムラグやタグ付け基準の揺れがありますが、実際使ってみるとその便利さをわかっていただけると思います。

任意のスキルタグを手入力で検索することはできませんが、イベントの個別詳細ページのタグタップの他に、50件までの人気のスキル一覧ページがありますので、そこから目当てのスキルを見つけて絞り込む方法があります。

人気のスキル一覧画面

スキル一覧のページへは、一覧画面下の「人気のスキル」タブから遷移することができます。

5. カレンダー登録に対応

iOS 標準のカレンダーに、イベント情報を予定として登録することができます。
イベント詳細ページの右上、カレンダーアイコンをタップすると、そのイベント情報がカレンダーに登録されます。

イベント詳細画面カレンダーアイコン拡大

Google カレンダーを利用されている場合は、iOS カレンダーを Google カレンダーに同期させることによって予定を共有できます。

なおカレンダーを同期するための設定は、以下の AppBank の記事を参考にするといいでしょう。

☞ Googleカレンダーの共有カレンダーをiPhoneに同期したい | よくあるiPhoneの質問 | 教えて!AppBank


6. ウォッチリスト(ブックマーク)機能

気になるイベントを見つけた。でも参加申請するのはもうちょっと様子を見てからにしたい、といったような場合にはウォッチリスト機能が便利です。

イベント詳細ページの右上、星のアイコンをタップすると、そのイベント情報がウォッチリストに追加されます。

イベント詳細画面ウォッチリストアイコン拡大

ストックされたウォッチリストを見るには、一覧画面下の「ウォッチリスト」タブから遷移します。

なお終了したイベントの情報は、イベント一覧や検索結果には表示されませんが、ウォッチリストからは自動に削除されることはありません。
ウォッチリスト内ではイベントがリスト追加日時の古い順に並べられていますので、必要なくなったイベント情報は画面右上の「編集」アイコンから手動で削除してください。

ウォッチリスト一覧画面

7. Google Maps に対応

イベント詳細画面マップ拡大

イベント詳細ページで表示される開催地周辺の地図は、Googleマップ のものを使用しています。
さらに開催地テキストや地図をタップするとオープンするアプリも Google Maps となっています。

(Google Maps アプリをインストールされていない場合は、Safari で Google マップの Webサービスページが開かれます)

8. スタイリッシュな画面デザイン

自分で「スタイリッシュ」と言ってしまうのもどうかと思うのですが、「IT勉強会ナビ by Forkwell」はデザインにも力を入れています。

Forkwell 本サイトの現担当デザイナーである @ken_c_lo こと赤塚妙子さんがデザインを担当。アプリアイコンはもちろん、見やすくて目に優しい画面デザインを実現してくれました。

また UI についても、シンプルにわかりやすくを心がけています。

たとえば起動時に最初に表示されるイベント一覧では、開催日時が現時刻に一番近いものがトップに、下に行くほど先の開催というようになっています。
一覧ではデフォルトで直近20件が表示され、スクロールの一番下で画面を引き上げる(Twitter アプリと逆の操作)ことで、さらに未来に向かって20件が追加表示されるという操作体系です。

イベント一覧画面引き上げ

イベントアプリに限らず他の様々なアプリを研究した上で、iPhone アプリ開発の造詣が深いエンジニアといっしょに開発したので、一度インストールして使ってみれば、ストレスの少ないシンプルで直感的な UI だと感じていただけると思います。


思い入れのあまり、長文になってしまいました。ただ作成者の欲目を差し引いても、かなり便利な「使える」アプリに仕上がっていると思います。

興味を持たれた方はぜひインストールしてみてください。アプリ自体は無料ですし、広告も表示されません。
また、評価・レビューについても書いていただけると嬉しいです。

[IT勉強会ナビ by Forkwell を App Storeで見る]

「勉強会・イベント情報」機能を今度こそリリースしました

先週月曜日の11月19日、「イベント・勉強会情報」機能のリリースを告知させていただいたのですが、諸事情によりその日の内にクローズ、そのまま1週間以上停止が続いてしまっていました。
ニュースレターを含めて各方面で大々的に告知して、ユーザーの方々が「よし、それじゃ使ってやろう」と訪問していただいていた最中にこの失態で、大変ご迷惑をおかけしました。

しかしお待たせしました。機能の改修が終わり、本日再リリースの運びとなりました。

イベント・勉強会情報一覧
Forkwell イベント・勉強会情報

あらためて機能について説明しますと、日本の各地で開催されるIT系のイベントや勉強会の情報を一覧、検索できるというものです。

Forkwellのこれまでのサービス内容を考えると、いきなりとってつけた機能のように思われるかもしれませんが、Forkwell開発当初からいつかは作りたいと考えていたものでした。
Forkwellは当初トップページに「スキルを軸にITエンジニアの学びと出会いを応援するサイトです」と掲げていて、それは今でも変わっていませんが、リソースの問題もあり理念だけでなかなか「出会いを応援する」機能のほうがこれまで充実しているとは言えない状態でした。

一方でこのブログ等で、これからのエンジニアは自分のキャリアのためにも、もっと横のつながりを持つ必要がある、そのために業務とは別に社外の勉強会に積極的に参加しようと主張してきました。
勉強会にあまり参加したことがなくて「勉強なんて1人でするもの。群れないと勉強もできないのか」なんて言う人がたまにいますが、「勉強会に勉強しに来るやつは素人」という名言(?)があったように、勉強会は勉強するためだけにあるものではありません。

最新情報やノウハウの持ち寄り、仲間がいることによるモチベーションへの影響、そして何よりそこで培われる人脈が、その先のエンジニア人生での貴重な財産になります。
Forkwellはそれをサポートしたいと考えています。今回の「イベント・勉強会情報」機能はその手始めとしてリリースしました。


ただ「勉強会の検索? 似たようなサービスなら他にもあるじゃん」と言われるかもしれませんので、現時点でのForkwellならではの特徴をご紹介しておきます。

1. そのイベントの関連する技術によって、情報にタグが付加されている
タイトルや概要のテキストを解析して、そのイベントに関連する技術用語を抽出、Forkwellのスキルタグをイベント情報に付加しています。

2. Googleカレンダー登録ボタン
そのイベントの予定を、自分のGoogleカレンダーに登録するためのボタンがついています。

3. Tweet数を表示
イベントの人気度を示すバロメーターとして、Twitterで言及された回数を表示しています。


仕様の話になりますが、イベント情報をどうやって保持しているのかというと、現状は ATND BETAeventATNDZusaarconnpassPARTAKE の各イベント管理サービスのAPIを利用して新着情報を取得しています。

さらにそこからエンジニアやクリエイターに関係のあるイベントだけを表示するようにするため、一定のルールでもって機械的にふるいにかけた後、さらに手動で管理しています。

ただ元データが大量にあるため、その精度についてはまだまだ改善の余地があると感じています。今回の機能リリースはいわばベータ版リリースですので、今後

  • フィルタリングのアルゴリズムを順次改善していく
  • イベント情報に付加される、関連する技術のタグの精度を上げる
  • 全文検索を導入して検索の精度を上げる

といったことを行っていきます。
また、

  • 関連する技術のタグをユーザーが編集できるようにする
  • 対応するイベント管理サービスを使用していないものでも、ユーザーが手動で登録できるようにする

等にも対応して、よりユーザーの方々が便利に使えるサービスを目指していくつもりです。


さらに中期的には、単に開催情報の一覧や検索だけでなくForkwellの他の機能と連携して、「さすがForkwell」とユーザーの方々から言ってもらえるようなサービスにしていきたいとも考えています。

たとえば ATND や Zusaar のアカウントと連携して、参加情報が一括管理でき、自分の友達が参加する勉強会がリストとして見ることができたり。

またどんな勉強会を主宰したかは、エンジニアとしてその人のブランディングとなりうるので、それがその人のポートフォリオ情報に自動的に組み込まれたり。

また、会を主催したり会場を提供したりといった会社の情報は、その会社のエンジニアにとっての親和性を示す参考の指標になるので、履歴をその会社のForkwellページに掲載したり。


皆様も使ってみて不満に思った点やこうしてくれたほうが便利といったご意見・ご感想がありましたら、積極的に取り入れていいものにしていくつもりですので、フッターのフォームからぜひお寄せください。よろしくお願いします。

【現在停止中】「勉強会・イベント情報」機能をリリースしました

Forkwellの「イベント・勉強会情報」機能は、諸事情によりいったんクローズさせていただきます。
なお機能は近日中に再開の予定です。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

このままだと自殺を考えてしまうかもしれない「SE」に伝えたいこと

繰り返される「SE」の自殺


先週末、こんなニュースが一部で騒がれていました。

SE、過労でうつ病→自殺…労災認定 - 大田労基署 :日本経済新聞

コンピューターのシステム開発などを手がけるピーエスシー(東京都港区)のシステムエンジニアの男性社員(当時29)が2011年に自殺したのは「長時間労働によるうつ病が原因」として、大田労働基準監督署が労災認定したことが31日分かった。

【中略】

男性は06年に入社し、システムエンジニアとして大田区内で勤務。
プロジェクトリーダーに就いた10年11月ごろから労働時間が急増し、11年6月に自殺した。同12月に遺族が労災申請した。

弁護士によると、労基署は、男性が11年5月下旬にうつ病を発症したと判断。
発症4カ月前の1カ月の残業時間が、前月の倍以上の136時間に急増し、2週間以上連続して勤務していたことなどから労災と認定した。

なんとも痛ましい話ですが、不謹慎ながら「やれやれ、またか」という気もします。
遺族側の弁護士からは、「ここ数年、若いシステムエンジニアの過労自殺が後を絶たない。過酷な労務環境の改善が求められる」というコメントがあったとのこと。

弁護士さんは「ここ数年」と言ってますが、同様のことはすでにバブルのころには問題化していたはずなので、20年以上解決されないままというかむしろ悪化しているということになります。

ただ「それにしても死ぬことはないだろう」と、普通の人は考えるかもしれません。
他の職種と比較して、「SE」の自殺率が特別高いという調査・統計は探したところ見つかりませんでしたが、精神科医の話ではうつ病の発生率は一般の会社員と比較して2〜3倍は高いそうなので、自殺者もやはり多いだろうことが推察されます。

私は新卒でほぼ同じくらいの規模のSIerに入社して3年ほど働いた経験があるので、この事件があったときどういう状況だったのか、少しは想像がつきます。
というか、一歩まちがえば自分だってそうなっていた可能性もあるはずで、全くの他人事とは思えません。

「SE」が自殺する理由

なぜ「SE」の自殺が多いのか?
私はこれには大きく2つの理由があると考えています。

【理由① 死ぬほど残業が多い(場合が少なくない)
理由② 過酷な状況に陥ったときに、本人が死を選びやすい環境にある

理由①については、プロジェクトマネージャーのプロジェクト管理能力に依るところも大きいわけで、それについては一メンバーの立場からできることが限られるとは思いますが、まずは自衛手段として「無茶なスケジュールを承諾しない」「無理なものは無理と言う」というのが基本でしょう。

ただそこで問題なのは、「SE」がそれができない弱い立場に置かれているか、「SE」本人自身がそう考えている場合が多いということです。これについては少し置きます。

理由②の「過酷な状況に陥ったときに、本人が死を選びやすい環境にある」ですが、一般的に人がもう自殺しかないと考えてしまうのはどんなときでしょうか。

たとえば同じく自殺が取り沙汰される社会問題として、学校での「いじめ」があります。
中高生である彼らの世界は、学校と家庭でほぼ完結しており、非常に狭い世界に住んでいることが多いです。

その彼らの世界の大部分を占める学校で追い詰められると、それが人生の全てのように思い込み、そこから解放されるためには死ぬしかないという思考回路になってしまう。

SIerで働く「SE」にも、同様に狭い世界に住んでいる人たちが少なからずいます。
「SE」は、もともと人と接することが他と比べて少ない職種です。それも顔を合わせるのはごく限られたメンバーのみ。
そこに残業につぐ残業という状態が続くと、毎日が自宅と会社の往復に終始することになり、たまの休日は疲れて寝ているだけ。

そんな狭い世界の人が、その世界の大半を占めている仕事で追い詰められると、「もう死ぬしかない」と考えてしまいやすいのです。

そんな「SE」たちに伝えたいこと

「世界が狭い」。私はこれが一番の問題だと思います。

冒頭の事件で自殺してしまった人に少しでも共感する「SE」の方々に言いたいのは、以下のことです。

世界を広げましょう。もっと外に目を向けてください。

たとえば今している仕事がもし好きになれなくても、最終的に自分でエンジニアの仕事を選んだくらいなら、何かしらひとつかふたつくらい気になる技術があるはずです。ならばその技術の勉強会に出かけてみましょう。
IT勉強会カレンダー検索

そこで知り合いを増やしましょう。
何となく常連ばかりで入っていけない雰囲気があるように見えるかもしれませんが、彼らは積極的に参加してくれる新参者を常に歓迎してくれる人たちです。気兼ねする必要はありません。

仲良くなるコツは、勉強会後の懇親会にはなるべく参加すること。また、人の発表を聞くばかりではなく、初心者であっても何かしら自分で学んだことを発信すること。
そうすることで、既存のメンバーに顔と名前をおぼえてもらえやすくなります。

そうやって同業者の友人・知人を増やしていくと、世界が広がります。
自分の会社の同僚や客先の担当者しか知らなかったそれまでと比べると、色々なものが見えてくるはずです。

自分が今抱えている問題を、他の会社ではどうやって解決しているのか。
もし彼らが自分の同僚たちと比べて、仕事が楽しそうに見えたなら、それはなぜなのか?

そもそも自分の会社の労働環境やエンジニアの待遇は、他と比べてどうなのか。
当たり前だと思って今まで従っていたことが、実は他社では考えられないことなのかもしれません。

また現金な話ですが、最近は勉強会つながりで転職するエンジニアが増えています。
勉強会に頻繁に参加するようなエンジニアであれば、こちらからスカウトしたいと考えている会社は山のようにあります。
転職サイト経由で一般応募するより、ずっと確実な方法です。

今すぐ転職するわけではなくても、転職できる選択肢を持っていれば、心に余裕が生まれます。

理由①に戻って、なぜ「SE」が無茶なスケジュールを断れない弱い立場に置かれていたり、「SE」本人自身がそう考えているかというと、無理を押し付けてもその「SE」は他の条件のいい会社に移ったりして逃げるようなことはできないと、自他共に認識しているからなのです。

その認識さえ変われば、状況も必ず変わります。
もし無茶な要求を断ったからといって社内で不利な立場に置かれるようなら、そのときはそんな会社は見限って本当に転職してしまえばいいのです。

「SE」なんて名乗らないで

自分が今「SE」をやっているのは、就職難でたまたま他に選択肢がなかったから。
コードを書いたりするのは仕事だけで十分、プライベートの時間まで書くのはちょっと…という方もいるかもしれません。

その気持ちはわかります。
私も就職活動時、なりたかった職業の第一志望はベンチャーキャピタリストでしたが、当時ベンチャーキャピタルは会社自体が少なく、最終面接で落とされてやむなく第二志望の「SE」になったクチですから。

でも他に無数の選択肢があったなかで、最終的にそれを選んだのは自分です。
私は最初の会社の業務にはあまり興味が持てませんでしたが、Webの仕事がやりたくてそこを辞め、Web系の開発ができる会社に派遣社員で入り、そこからキャリアを積んでいきました。
そして、むしろ今はエンジニアになってよかったと思っています。

今ならスマートフォンアプリの開発とか、何かしら興味が持てる技術はあるはずです。
もしそれすらないようなら、それはあなた本人の不幸でもあるし、あなたにシステムを作られる人の不幸でもあるので、エンジニアという職を考え直したほうがいいかもしれません。

エンジニアに限らず、プライベートで一切勉強しなくていい職なんて今の時代、ほとんどありません。ITに全く興味が持てないのなら、早い内に引き返すべきでしょう。

そもそも「システムエンジニア」というのはSIerの業界でしか使われない和製英語であり、またその略称の「SE」「PG」などという呼称は、プログラムを書くことに少しでも愛着がある人が自称するようなものではありません。
ここまでかぎかっこ付きで「SE」と書いてきたのは、そういう理由からです。

SI業界以外では、設計もしてコードも書く人のことを普通に「プログラマー」と呼びますし、もっと総合的に言いたい場合は「ITエンジニア」という言葉を使います。

「SE」という狭い殻に自分を閉じ込めず、それを打ち破って自分の世界を広げてみてください。

今日明日すぐに事態の改善が望める即効の解決策ではありませんが、中長期的にはそれがかならずあなたのためになるはずと約束します。

ライタープロフィール
大岡由佳 (おおかゆか) Forkwell の中の人。
Rubyと猫とアニメと漫画とホームシアターと自転車と手作り石けんが好き。
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